すなふる~砂浜をきれいに~ (松木工弥)
砂浜を歩くと、プラスチックの破片などの細かいゴミが沢山落ちています。このことが、以前からずっと気になっていました。大きなゴミは拾いやすいですが、砂の中に入り込んだ小さなゴミを回収するのは非常に困難です。
私は専用の道具を3Dプリンターで作り、砂浜の清掃に挑んでみました。
この日は良い天気で穏やかな日でした。
腰越海岸では大きなゴミは少しだけで、やはり気になったのは、砂に混じった小さなゴミがとても多いことです。
ペットボトルのキャップ、プラスチックの破片、細切れになった人工芝など・・・中でも特に多いのはタバコのフィルターでした。正確な数を数えてはいませんが、100個は回収していると思います。タバコのフィルターは主に「セルロースアセテート」というプラスチックで作られているそうです。
自作の道具(すなふる)は簡単に言えば砂篩い器ですが、持ちやすい取手と形状でスコップのように砂をすくい、すくうと同時に篩うことができます。深さがあるため、ゴミを中に溜めたまま次の砂とゴミを連続して回収できるので、一般のザルなどを使うより効率的だと考えています。(課題も見えてきたので更に改良する予定です)
夢中になって2時間、回収作業をしました。細かいゴミばかりなので袋いっぱいまでにはなりませんが、沢山回収できました。
とても地道な作業ですが、これを多くの人が繰り返せば、きっと砂浜はきれいになると思います。
- 団体名:すなふる~砂浜をきれいに~ (松木工弥)
- WEBサイト:https://fabble.cc/koyamatsuki/xxxxxx
- 実施日:2020/11/14
- 参加人数:2
- 清掃海岸:鎌倉市腰越海岸