東京海洋大学 海洋政策文化学科 1年
東京海洋大学の1年生が集まり、海岸清掃を行いました。
南風が吹いている日は大きなゴミが海の方へ流れ出してしまうため、海岸のゴミは一見少ないように見えますが、そんな日でも砂を近くで見るとあちこちに様々な色の粒が。
これは砂ではなく、ポイ捨てなど何らかの理由で処理が行われずに放置されて細かく砕けたプラスチック、マイクロプラスチックです。私達にとっては小さな粒に見えますが、これを餌や砂粒と間違えて飲み込んでしまった魚などの海の生き物が甚大な健康被害を受けています。
今回はマイクロプラスチックの持つ環境問題に関心のあるメンバーが多くいたため、清掃中は砂に埋もれているマイクロプラスチックに気がつき、実際の光景を目にして「こんなにもたくさん…」と改めて驚く声が響きました。
海岸には大きなゴミはもちろんのこと、砂粒のような小さなゴミも、気づけば驚くほどにたくさん落ちています。海をもっと労ってあげたいと実感した清掃活動でした。
- 団体名:東京海洋大学 海洋政策文化学科 1年
- 実施日:2021/10/23
- 参加人数:9
- 清掃海岸:鎌倉市由比ヶ浜海岸 材木座海岸