私たちは東京農業大学のローバークルー部としてビーチクリーンに参加させていただきました。
普段私達はキャンプや山登りやボランティアなどの活動を行っており、今回は春合宿でビーチクリーンで出たゴミで作品を作り、海洋ゴミ問題を警鐘するという活動をしていました。
キャンプ場から近い茅ヶ崎の柳島海岸でビーチクリーンを行いました。風が少し強かったですが無事天候に恵まれた中でスタート出来ました。最近は海岸でゴミは見なくなったと感じてていましたが、この海岸には多くのゴミが落ちていました。不法投棄されてからすぐと思われるゴミだけでなく遠くの海から漂着してきて年期の入ったと思われるゴミやタイヤやブルーシートなど大きなゴミまで様々な種類のゴミが見られました。特にペットボトルやビニールなど使い捨てのプラスチック製品が多かったように思います。
2時間ほどビーチクリーンを行った結果、23袋ものゴミが集まりました。予想以上に拾えたため送っていただいたゴミ袋が一部足りなくなるほどでした。みんな夢中になって拾い、楽しかったとの声も多く聞くことができました。
その後は正しいゴミの分別ができているか再度全員で確認しました。さらにこれだけのゴミが出てしまった原因と対策についても話し合いました。原因としては特に多かったゴミである使い捨てのプラスチックのようにすぐに捨ててしまうのものが私たちの生活で多く使われていることが挙げられました。対策としては警鐘を促すような看板の作成、SNS での情報発信、定期的な環境整備活動などによる綺麗な状態の維持が挙げられました。
続いて海で拾ったゴミを生かしたクラフトでは海洋生物に似せて作り海ゴミへの警鐘を促すようなねらいで作成しました。それぞれの個性が発揮され、面白い作品もできました。
ディスカッションをしたりクラフトを作成したりとゴミを拾うだけで終わらせない活動を行うことができました。
持続可能な社会を構築するため今を生きる私たちには課題が多くあり、海洋ゴミ問題はそのほんの一部ですが目の当たりにし改めて実感することができました。今回の経験を活かしさらにレベルアップした活動を行っていきたいです。

• 団体名：農友会ローバークルー部
• 実施日：2024/3/14
• 参加人数：10
• 清掃海岸：茅ヶ崎市柳島海岸