2024年の終わりに
2024年は、非常にごみが多い年となりました。
3月終わりに春の嵐が来襲。4月はその後始末に追われ、5月に入ると周期的に雨が降り、そのたびに新たなごみが上がりました。
6月は18日に台風並みの大雨に見舞われ、直後は河口部周辺にごみがどっと上がり、一週間後には、南西風にのって沖合まで流出したごみが時間差で吹き寄せてきて、やってもやってもなかなかキレイにならない状態が続きました。
そして、8月。
8月末の台風10号は、今年一番のインパクトを海岸にもたらしました。動きが遅く、長時間、台風から離れた神奈川県に大量の雨をもたらし、ここ数年で一番のごみを海岸にもたらしました。
9月、10月は、真夏並みの暑さの中、その片づけに追われ、ほっと一息つきかけた11月にまた大雨が降り、振り出しに戻る有様でした。
きつかったというのが、2024年の率直な感想。
そんな中、大きなチカラとなったのが、多くのボランティアの皆様です。
毎日、ボランティアのごみが150キロの海岸各所に出ている。
大雨が降ったら、美化財団が呼びかけなくても、翌日にはボランティアのごみの山ができている。
派手なアピールは一切なく、出来ることを気負いなくすっとやり続ける。
そうした方がこの神奈川の海岸にはたくさんいる。
それがどれだけ心強かったか! 本当にありがとうございます。
皆様こそが神奈川の宝です。
一年間大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。みんなの海、みんなでキレイにしていきましょう!