海岸は三重苦
現在、海岸には3種類のごみが存在しています。
第一に、雨で陸から流出して海岸に打ちあがった「漂着ごみ」。
7月初頭の豪雨で流出したごみがいまだに海から陸へと吹く南風に吹く寄せられて海岸に漂着してきます。
第二に、バーベキューなどの「放置ごみ」。
海岸そばまで車で来られたり、近くにトイレや水場があったり、高架下など日陰になる場所は非常に多いです。余った食材だけでなく、バーベキューグリルなども一回だけ使ってそのままそこに放置されているのがほとんどの惨状です。
第三に、黒潮にのってやってくる「漂流ごみ」。
5月・6月に大量にあがってきていてたものの、最近は鳴りを潜めていましたが、7月の連休明けから再度、再度上がってきています。外国製のペットボトルや漁具などが目立ち、特徴はごみに海藻や貝などが付着し、長い時間、海上を漂っていたことを示しています。
海に一番人が訪れるこの夏の最盛期に、清掃の現場では3種のごみに対応しなくてはいけません。
さらに、7月24日の大潮での波浪で、相模湾の西側の海岸では、連休前に清掃してキレイになったのがごみだらけに逆戻りしました。
この酷暑の中、清掃現場はやってもやってもの状態ですが、それでも必死にやります!
海岸に遊びに行かれる方は、ごみ一つでも結構です。ビーチクリーンにご協力を!