2021年度上半期のビーチクリーンボランティアの清掃回数が5000回を超えました
2021年度上半期(2021年4月~9月)の美化財団がごみ袋の提供とごみの回収をサポートしているビーチクリーンボランティアの清掃回数が5000回を超え、5310回になりました。
コロナ禍の影響を強く受けた2020度上半期では、630回の約9倍、コロナ禍の影響が全くない2019年度の1136回の約5倍にあたります。
5310回のボランティア清掃のうち、約75%は個人の清掃です。
このことは、神奈川県ではボランティアで行うビーチクリーンの担い手が団体だけでなく、個人にまで浸透してきたことを示しています。
その要因は三つ。
一つ目が海ごみへの関心が高くなっていること。
二つ目がコロナ禍でリモートワークが増え、自宅にいる時間が増えたこと。
三つ目が美化財団がごみ袋の提供だけでなく、ごみの回収までワンストップで支援していることです。
よくボランティアを増やす方法を聞かれますが、そうした質問には「ごみ袋の提供」だけでなく「ごみの回収」をセットにすることと答えています。その証明が5310回という圧倒的な数字です。
個人が、好きな時に好きな場所で気軽にビーチクリーンできる仕組み(=美化財団)があることは、ボランティアのすそ野を広げることに大きく貢献します。
※神奈川県の150キロの海岸の美化は、こうしたボランティア清掃と、年間通して行っている美化財団の清掃を連動させることにより、効率的に維持されています。