海ごみも吹き溜まります
海岸のごみの多くは、雨によって陸域から海に流出した後、海から陸へと吹く風によって海岸に打ちあがってきたモノです。
冬になると、雨は少なくなり、風は北風に変わります。
そうすると、相模湾側の海岸は、ごみが少なくなり、上の写真のようにキレイな状態が続きます。
逆にごみが多くなるのが東京湾側。
東京湾では冬の北風は、海から陸へと吹く風となり、海岸にごみをもたらす風となります。
※東京湾は首都圏から大量のごみが流入しているので、雨が降らずとも常にごみが海中にあります。現場での体感では、相模湾と東京湾では、「ごみの濃さ」が10倍は違います。
特に酷いのが、海岸線の端の「ごみが吹き溜まる」ポイント。北風によって、湾曲した湾の南端にごみが吹き寄せられていきます。
地図に示した横須賀市走水海岸、旗山崎海岸、三浦市唐池海岸は、清掃しても清掃しても、すぐにごみがあがってきます。
冬場は、相模湾側キレイ、東京湾側汚くて、特に海岸線の南の端にごみが溜まると覚えておいてください。