【2023年の終わりに】
今年を振り返ると、6月の台風2号が一番海岸に大量のごみをもたらしました。しかし、それ以後は台風の直撃がなく、さらに10月以降は天気が安定していたため、ごみが非常に少ない秋冬となりました。
振り返ると、4月は南風が強く吹く日が続いた影響で、例年より早いタイミングでカツオノエボシやカツオノカンムリが漂着し大きな話題となりました。
この強い南風と黒潮の大蛇行の影響で、相模湾近海を漂流している海外のごみが続々と海岸へ吹き寄せられてきて、看過できない量になりました。
5月はバーベキューごみの被害が酷く、多くのメディアに取り上げられました。
6月は台風2号の影響で、県内から流出したごみだけでなく、雨がひどかった静岡県あたりの流木が黒潮と南風によって相模湾沿岸に時間差で大量に漂着し、その処理に追われました。
7月~9月は、台風の直撃はなかったものの、ゲリラ豪雨が各所で発生し、その影響のごみが漂着し、酷暑の中での清掃に非常に苦労しました。
10月~12月は雨が少なく、キレイな状態が続きました。
ボランティアは、日常的に活動する方がさらに増え、定着しました。
そのため、特に呼びかけなくても、150キロの海岸各所で、日々ボランティア清掃が行われているのが当たり前となり、ボランティアと連携した海岸美化活動のある種の理想形が実現した一年になりました。
皆様、本当にお世話になりました。
来年も是非、一緒に神奈川の海岸をキレイにしていきましょう!