2025ハイブリッド交流会(海ごみセミナー)

2025 ハイブリッド交流会(海ごみセミナー) とは
ビーチクリーンを科学する
今、神奈川県だけでなく、世界中で多くの方がビーチクリーンに取り組んでいます。
それぞれが活動を続けていく中で、必ず出てくる問いがあります。
それは「ビーチクリーンすることに意味があるのか?」ということです。
海にプラスチックごみがハイペースで流入している中、海岸で一つ一つプラスチック片を拾い集めることに無力感を覚えてしまったり、他者からそんなことやっても意味がないと言われた経験をした方は、少なくないはず。
ここでは、第一線で活躍されている研究者に世界の最新研究事情を解説していただき、私たちの知識をブラッシュアップしていきながら、科学の目でビーチクリーンする意義を考えていきます。
さらに、楽しみながらビーチクリーンできる仕掛けの可能性や元からごみを出さない取組みについても探っていきます。
最新の海洋プラスチック研究の成果を知りたい方、
企業・団体等でESGのご担当の方、
普段ボランティア活動を行っている方、
海の環境に関心がある方、
ごみ拾いをやってみたい方
海岸・河川等において環境美化活動に取り組んでいるボランティア団体や企業、関係行政機関等だけでなく、海が好きな方ならだれでも参加OK。
環境問題に取り組む者にとって、この時間は示唆に富み、大きなヒントを得られること間違いなしです!
開催日時
2025年3月15日(土) 10:30~13:30(※オンラインは12:25まで)
会場
ハイブリッド開催になります。
〇会場参加:
・会場:YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)
横浜市西区みなとみらい5-1-2 横浜シンフォステージ ウエストタワー 9F
※横浜駅徒歩8分
※会場参加者用の駐車場はございません。近隣のコインパーキング等をご利用下さい。
〇オンライン参加
Zoom(事前にZoomのインストールをお願いします)
タイムテーブル
10:15~ | 開場、オンライン入室開始 |
10:30~10:35 | オープニング |
10:35~11:40 | 講演「海洋プラスチック研究から考えるビーチクリーンの意義について」 講師:愛媛大学 大学院理工学研究科 生産環境工学専攻 環境建設コース 沿岸環境科学研究センター 環境建設工学コース 教授 日向博文氏 |
11:40~12:10 | 発表1「ヤマハ発動機 共創スペース『リジェラボ』のご紹介とビーチクリーン器具開発構想について」 発表者:ヤマハ発動機株式会社 技術研究本部 共創・新ビジネス開発部 共創推進グループ 臼井優介氏 |
12:10~12:17 | 発表2「マイバッグのその先へ!〜消費者の意識改革に向けた挑戦〜」 エコルシェ/地球もわたしも元気になる合同会社 代表 神馬彩夏氏 |
12:17~12:24 | 発表3 ※調整中 |
12:25 | オンライン終了 |
12:25~13:30 | 懇親会 |
13:30 | 会場終了 |
※講演と発表1では、それぞれの時間内で、質疑応答の時間を設けております。会場では直接挙手で、オンラインはではZOOMのQ&A機能を使用して、参加者の方から時間内で質問を募って、質疑応答の時間に回答いたします。質問の手順は、当日、説明いたします。
●講演「海洋プラスチック研究から考えるビーチクリーンの意義について」
○講師
日向博文氏 [愛媛大学 大学院理工学研究科 生産環境工学専攻 環境建設コース 沿岸環境科学研究センター 環境建設工学コース 教授]
○講演内容
海岸利用者が1年間に発生するプラゴミの量を推測してみました.花火大会などのイベントは除いています.その結果,重量で約13トン,個数で280万のプラごみが発生していると見積もられました.人気のある湘南では1つの海岸から年間に数百キロ,数十万のごみが出ている可能性が高いことが分かりました.しかしながら,このように沢山のごみが散らばっている海岸は見たことはありません(漂着ごみは別として).このことは,風でごみが飛んでしまったりすることもありますが,海岸清掃が有効であることを示しているのではないでしょうか.このあたりについて,みなさんとお話ができればと考えています.

インドネシアジャワ島の海岸でごみを見ています

逗子海岸の岸沖方向の地形を測っています
▶愛媛大学 日向博文先生 プロフィール
▶愛媛大学 沿岸防災・環境 日向研究室
●発表1「ヤマハ発動機 共創スペース『リジェラボ』のご紹介とビーチクリーン器具開発構想について」
○発表者
臼井優介氏 [ヤマハ発動機株式会社 技術研究本部 共創・新ビジネス開発部 共創推進グループ]

写真左:臼井優介氏

リジェラボではワークショップ・カンファレンス・展示・体験会を通して、 ヤマハ発動機の考えに賛同し新たな事業を「共創」する仲間づくりを行っていきます。

リジェラボでは「生成と再生」をコンセプトに、廃材をアップサイクルしたアートワークや家具を設置しており、 来場者が資源循環の面白さを実感できるよう工夫しています。
▶YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)
▶海岸清掃に遊びを。ヤマハ発動機が挑む、新発想の「海ごみ収集機」ついに始動! – RePLAY | ヤマハ発動機
●発表2「マイバッグのその先へ!〜消費者の意識改革に向けた挑戦〜」
○発表者
神馬彩夏氏 [エコルシェ/地球もわたしも元気になる合同会社 代表]
参加方法
-
- 参加無料。
- 下記参加申込フォームよりお申込みください。
- 会場参加者用の駐車場はございません。近隣のコインパーキング等をご利用下さい。
- 会場参加申込の方は、入館に必要なQRコードを前日までにメールいたします。
- オンライン申込の方は、開催日前日までに当日の入室URLをメールいたします。
- 事務局からは、@bikazaidan.or.jpのドメインで送付いたします。
- お申し込みの際は、必ず受信設定を行ってください。
質疑応答について
講演と発表1では、質疑応答の時間を設けております。
会場では直接挙手で、オンラインではZOOMのQ&A機能を使用して、参加者の方から時間内で質問を募って、質疑応答の時間に回答いたします。質問の手順は、当日、説明いたします。
懇親会について
会場内にソフトドリンクと軽食等を用意いたしますので、ご自由につまんでいただき、参加者同士での交流を楽しんでください。
※講師や発表者の方々も、参加される予定ですので、この時間に直接質問をすることも可能です。
●ぽこぽこバナナミルクの提供あり!
規格外の無農薬バナナと横須賀の関口牧場のミルクでつくったバナナミルクをエコルシェさんが提供してくれます。皆様、是非、ご賞味ください。
主催・会場提供・問い合わせ先
〇主催
公益財団法人かながわ海岸美化財団
〇会場提供
ヤマハ発動機株式会社
〇問い合わせ先
公益財団法人かながわ海岸美化財団 0467-87-5379 info@bikazaidan.or.jp